どとーる

ポケモン剣盾シングルランクマ潜ってます。構築記事とか書いていこうと思います。

仲間大会とマーケティング

こんにちは。どとーるです。

最近ランクマッチでは全く結果を出せていないのでお久しぶりです。

 

僕はこれまで「どとーるで○杯目」と冠して仲間大会を4回主催させていただきました。そしてありがたいことに平均82人というとても多くの方がエントリーしてくださりました。

そこで今回は、ランクマッチではなく「仲間大会」について、配信者でもなんでもない僕がエントリー者数を増やすために意識してたことや感じたことを少し語ろうと思います。

(僕が大学で経営学をかじって得たちんけな知識を国語力のない拙い文章で綴るので温かい目で見てくれれば嬉しいです。)(長文です)

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1.ルール設定

ここは、会社で言うところの「商品開発」に当たると思います。

ルール設定で大切なことは、どのような層に向けた大会にするのかの「ターゲティング」です。

現在、仲間大会の種類を大きく3つに分類すると、「統一大会」「エンジョイ大会」「ルールの凝った大会」だと思います。そして、共通項は「普段使えないポケモンを活躍させる」ということです。(月1回以上の高頻度で行われているようなすごすぎる大会は比較できない天の上の存在なので今回は対象外とします)

そこで、僕はこのうち統一大会以外の2つの層に参加してもらうためのよくばりなターゲティングをしました。

満たす条件は

①目を引くルールの面白さ

②環境考察のやりがい

③育成がめんどくさくなりすぎない

④ルールのシンプルさ

の4つです。

 

特に①は大会の第一印象となるので最も大切です。そこで僕は「○○がいなければランクマでもこのポケモンを活躍させられるのに」といった普段みんなが感じている【ランクマッチへの不満】を題材にルールの大枠を決めて②〜④を満たすようにルールを調整しました。

 

次に大切なのは④です。人間は初めて見たものに対して、理解ができないor迷いを感じると距離を置くという習性があるからです。特にTwitterのTLは(1)情報過多なくらい多くのツイートが流れてくる且つ(2)基本1回そのツイートを流したら2度と見ることはなくなるため、目を引いた後も一瞬で理解ができるわかりやすさが求められます。僕は大会の「サブタイトル」をつけることで「目を引く」ことと「大枠を一瞬で理解してもらう」ことの2つの達成を目指しました。

 

②はランクマッチという、公式が作った環境を大きく変えた結果、環境が崩壊しないかを検証します。トップメタは存在するか?そのトップメタは強すぎにならずに対策できるか?1度自分で環境考察をしてみて確認します。(4杯目では例外も作りました。)

 

③は参加しやすさに繋がります。ルールを複雑にさえしなければ育成済みのポケモンも使いやすく、参加もしやすくなるはずと思ってます。

 

2.大会開催発表

これは、会社で言うところの「新商品発表会」などに当たると思います。しかし、ここで会社と僕とで大きな違いが発生します。発表会を行うような大きな会社は、発表会をするだけで人々が注目してくれるだけの「ブランド力」があります。しかし、僕どとーるには何もブランドもありません。

しかし、Twitterにはほとんどのどんな人がツイートしてもみんなが注目してくれていいねも多いツイートがあります。

それは

「フォロワー○○人超えました。ありがとうございます」

このツイートです。そこで、仲間大会をフォロワー○○人記念と銘打つことでいつもより多くの人が注目してくれます。

 

さらに、発表の時期も大切です。僕は1番初めの開催発表ツイートは遅くても開催の2〜3週間前にするようにしています。これは感覚になってしまいますが、2〜3週間前というのは、この界隈の人たちにとってはちょうど「この日空けとこう」と思える時期の限界だと思ってます。これ以上遅いと迷ってるうちに大会までに育成が間に合わないからやっぱり出るのやめようとなってしまう気がします。

 

3.宣伝活動

前章で開催発表ツイートを遅くても2週間前にすると言った理由は2つあります。

①そのくらい前にしておかないと他の仲間大会と日付が被ってしまう(競合を減らす)

②宣伝期間を設ける

この2つです。

日付を被せないための①もかなり大切なのですが、②もかなり大切です。その理由は1章で話した内容に通ずるものです。

Twitterの特徴は

(1)ツイートが多すぎて埋もれやすい

(2)基本1度流したツイートは2度と見ることがない

この2つです。

僕はこの2つへの対策として、勝手に名付けた「毎日考察ツイート」というツイートを「引用ツイート」の形でID発表から開催までのや10日間行うということをしました。これは心理学の「ザイオンス効果」というものを活用していて、簡単に言うと「同じものを何回も見れば嫌でも気になっちゃう」そんな心理です。CMやYouTube広告で嫌なほど何回も見たものでも、それを実際のお店で見かけた時「これ広告のやつだ」って少し気になっちゃいますよね。これです。上で挙げたTwitterのTLという性質上、毎日ツイートを見せるというのはとても効果的だろうなと思い、第一回大会から毎回続けてました。

 

4.その他

1.これは第一回の頃どなたかに教わったことなのですが、どとーる杯はあえて2時間にしていました。その理由は、あえて満足させずに「潜り足りない」と思わせることで「また参加したい」と思ってくれるからです。

2.ルール・日時・景品・IDをできるだけ1つのツイートにまとめて投稿することです。これもパッと見で理解してもらい、迷いをなくさせるためです。

3.景品はできれば自分でも用意しますが、僕には色粘り勢の方々のような根性はないので、恥を捨てて景品募集こじきツイートをしました。やはり景品はあったほうが盛り上がりますよね。毎回提供してくれる方には感謝しかないです。

 

5.まとめ

長くなりましたが、僕が意識したことは

①日程を被らせない

②第一印象を最大限良くする努力をする

③何回もツイートを流す(多くの人の目に触れさせる+ザイオンス効果)

今まで書いてきたことのほとんどは②のための努力です。努力のベクトル(どんな人たちに向けた仲間大会なのかをはっきりする→ターゲティング)さえ間違えずにこれを全力でやれば少なくとも興味を引くことはできると思うので参考になれば幸いです。

 

6.最後に

ここまで読んでくださりありがとうございました。偉そうに綴ってきましたが、記事を書こうと思えたのも今まで大会に参加してくださった方々やフォロワーのみなさんのおかげです。

 

また、この記事を書こうと思ったもう1つの理由は、おそらくしばらくは僕主催の仲間大会は開けなくなるからです。今年の4月から社会人になる関係上、ポケモンTwitterに触れる頻度も減るかもしれません。

 

しかし、社会人としての余裕ができた頃まだポケモンをやっていればまた大会を主催したいなとも思いますし、4月からもTwitterはなるべく続けたいなとは思ってます。(仕事の愚痴ツイートばかりになったらごめんなさい笑)

 

今この文章を書いてて1人で勝手にしんみりしてますが、これからも変わらず関わってくれれば嬉しいです。よろしくお願いします!

ありがとうございました(⌒▽⌒)

 

どとーる@2/20仲間大会 (@senobick_poke) | Twitter